子供服とは、子供用に考案・製造された衣料品のことです。一般的に、子供とは、衣料表記上16歳未満、身長160センチ以下(実質上は小学生以下)の者のことを指しています。
中世以前の服装は、身分により区別されており、大人とは異なる子供服が開発されたのは身分制度が解体した17世紀以降のこと。半ズボンに代表されるように、かつての子供服は子どもらしさや可愛らしさを引き出すことをコンセプトに考案されました。
子供服は実年齢よりも年上に見せるような若者服のデザインをそのまま使用する傾向があり、チェーンや髑髏といった物を付けた物まで現れています。
また、女の子用の子供服に至っては、デザイン面で中高生用の物と遜色が無い物も多く、現在では子供服というカテゴリー自体も揺らぎ始めています。
年々、実年齢より年上に見せる子供服が好まれる傾向にある一方で、子供は子供らしく1960年代から1980年代のスタイルの子供服を着せるべきという声も多い。特に男児は小学校卒業までは股下の短い半ズボンをはかせるべきという声も多く聞かれます。
最近は、体形が変化して、大きめの子供が多くなり、子供服専門店では、服のサイズの品揃えが変化しています。それもあってか、子供服専門店では、いっしょに買い物に来る母親にも合うサイズの商品があり、人気が出始めています。
専門店のため、オリジナル性があり、1点物やブランドが多い店は、子供が普通サイズ、母親が大き目のサイズで、両方が購入するケースが増えています。子供をつれての買い物のため、利便性もあってか、自分スタイルの店があると、このようなケースが目立ち始めています。
従来型の大型ファミリーブランドが売れなくなってきたり、子供服の売れ筋が変わってきたり・・・ファミリーマーケットで変化が起きつつあります。というのもプリクラ世代を中心としたバブルを知らない新しい価値観を持ったポストバブル世代がママとして市場に参入し始めているからです。
ハマトラ、ワンレン、ボティコン・・・といった一元的なマスファッションしか経験してこなかったプレバブル世代と比較し、セレクトショップやマルキュー、ウラハラ・・・といった様々なファッション経験をしてきたおしゃれ感度の高いポストバブル世代ママの、子供服選びの傾向も今後のポイントになると、ファション業界では見られています。
